1月22日、会員団体で介護事業所や食事サービスを行う、認定NPO法人ワーカーズ・コレクティブ樹(アーブレ) さんを訪問し、機関紙準備号に掲載するためのインタビューを行いました。樹(以下、アーブレ)は「樹木がしっかりと根をはり、力強く大きく枝をのばしていくように地域に根付き、 自分らしく生きていくために必要な様々なサービスを生みだして育てていきたい」という思いを込めて名付けられたそうです。まさにその名の通り、地域の方たちから支えられながら、地域を支える、樹木のように地域に根を張った活動でした。
ーーー(追記:3月18日:事務局 田中入馬)ーーー
つながるかながわ機関紙準備号にてアーブレさんを訪問した際の記事を掲載したのですが、字数が限られていてご紹介しきれなかった為、アーブレさんについての更に詳しい情報をこちらに記載します。
つながるかながわ機関紙準備号(※2025年3月発行)をご希望の方は、事務局までご連絡ください
アーブレさんホームページ http://www.npo-arbre.jp/index.html
団体の設立趣意書はこちら
樹(アーブレ)は、平成7年(1995年)10月「ライフサポート・コーディネイティング ワーカーズ・コレクティブ樹」として発足、 平成13年(2001年)10月には法人格を取得し「特定非営利活動法人ワーカーズ・コレクティブ樹」となり、 神奈川県指定事業者として市民による地域福祉を進めています。樹は、ワーカーズ・コレクティブの基本原則に則り、働く会員(ワーカー)全員が運営責任を持って経営しており、年1回総会を開いて、一年間の活動報告と、次の年の活動方針と予算を会員(ワーカー)全員で決定しています。
インタビューの中で代表の關さんは、ワーカーズ・コレクティブの考え方が大好きだと語ってくれました。また、認定NPO法人として、地域の人たちから寄付を預り、利用者や地域の人たちの意向を実現しています。一方で事業経営における世代交代の難しさや、事業と運動を同時に実現していく事の課題など、長年ワーカーズ・コレクティブ運動に関わって来た事から感じている課題を教えてくれました。
アーブレさんのホームページには事業報告が掲載されています(2023年度事業報告はこちら)。富岡東事務所で実施していた「特定非営利活動法人ワーカーズ・コレクティブあーぶれ」は施設の老朽化等で継続が難しくなり、2023年10月から磯子台事務所で実施している「あーぶれ磯子」と統合したようです。
アットホームな内装や食事など、こちらのページに写真が掲載されていますので、ぜひご覧ください。